
学級が落ち着き始める3〜4週目。
こんな場面が増えてきます。
「でも、それは〇〇くんもやってました」
「だって先生だってさっき…」
いわゆる“言い返す子”。
正直、指導が通りにくくなり、
イライラしたり、強く叱りたくなったりする瞬間です。
ですが結論から言います。
👉 言い返しは“反抗”ではなく、“理由を持っている状態”です。
ここを見誤ると、関係が一気に崩れます。

■ 理由① 納得していない
言い返す子の多くは、
「分かっていない」のではなく、
👉 「納得していない」状態です。
一方的に注意されると、
自分の中で整理できず、言葉で返してきます。

■ 対処法① まず一度、言わせる
「そう思ったんだね。教えて。」
これだけでいいです。
途中で遮らず、最後まで言わせる。
すると子どもは
👉「話を聞いてもらえた」
という安心を持ちます。
その後で、
「なるほどね。でも今はこういう理由で注意したよ」
と、理由をセットで伝える。
これが“通る指導”になります。
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■ 理由② 自分を守ろうとしている
言い返しの中には、
👉 自分を守るための言葉も多く含まれます。
叱られる=否定される
と感じている子ほど、この傾向は強いです。

■ 対処法② 人ではなく行動に焦点を当てる
×「なんでそんなことするの!」
〇「今の行動はよくなかったね」
この違いは大きいです。
人を責めると、防御反応が出る。
行動を伝えると、改善に向かう。
さらに、
「どうしたらよかったと思う?」
と問い返すことで、
👉 自分で考える流れを作れます。
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■ 理由③ 周りへのアピール
特に中学年以上では、
👉「周りにどう見られるか」
を強く意識します。
言い返すことで、
自分の立場を守ろうとするのです。

■ 対処法③ 人前で決着をつけない
その場でやり込めると、
👉 さらに言い返してきます。
なので、
「あとで少し話そうか」
と一度切り分ける。
そして個別で、
「さっきはどう思ってた?」
と落ち着いて聞く。
これだけで、全く違う反応になります。
■ 私の失敗談
正直に言います。
私は若い頃、
👉 信頼関係ができる前に叱っていました。
言い返されると、
「言い訳するな!」
「口答えしない!」
と強く押さえつけていました。
結果どうなったか。
👉 言い返しは増えました。
👉 空気は悪くなりました。
なぜか。
子どもは、
👉「聞いてもらえない」
と感じたからです。
そこから学びました。
先に必要なのは“関係”だと。
■ 本当に大切なこと
言い返す子を変えようとする前に、
👉 関係をつくること
これが最優先です。
・話を聞く
・理由を伝える
・人ではなく行動を見る
この積み重ねが、
👉「この先生なら聞いてもいい」
という土台になります。


■ 今日のワンアクション😃
👉「言い返されたら、一度最後まで聞く」



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