健康あっての教師人生

⭐️教壇に立ち続けるために、『今』できること⭐️

悲しき玩具 石川啄木 350/APR.23

呼吸すれば、

胸の中いて鳴る音あり。

凩よりもさびしきその音!

眼閉づれど、

心にうかぶ何もなり。

さびしくも、また、眼をあけるかな。

遊びに出て子供かへらず、

取り出して

走らせて見る玩具の機関車

26歳という若さで早世した石川啄木ですが、その短くはかない生涯の中で、多くの短歌をわたしたちに残してくれました。

3行に分かち書きをするスタイルは有名で、目で読んでも、手で書いても、言葉のリズムを味わうことができるはずです。

覚えやすいという点も特徴ですので、繰り返し読んで心に染み込ませ、そのうえでじっくりと視写してみるのもいいでしょう。

悲しき玩具 石川啄木

 『呼吸すれば〜』と『眼閉づれど〜』の2首は、啄木が結核を患った後に住んだ小石川の借家で、人生最後に作った歌とされている。

 迫りくる死を感じていた啄木の思いが切々と伝わってくる。小石川の住居跡には平成27年、『石川啄木終焉の地歌碑』が建てられた。

コメントを残す

健康あっての教師人生をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む