漬け物と香の物
塩屋醤油、糠などを用いて野菜や果実を漬ける漬け物は日本古来のあかずです。春の山菜、夏の梅、秋の根菜、冬の葉っ葉と、私たち日本人は各地で四季折々の漬け物に親しんできました。
漬け物には『香り物』という、ちょっとよそ行きの別名があります。この名前が生まれたのは室町時代。香木の香を聞き分ける『聞香』において、嗅覚の疲れを癒すために大根の塩漬けを嗅いでいたことに由来するといわれます。伽羅や白檀といった高貴な香りで鋭敏になりしぎた鼻を、漬け物でリセットするわけです。漬け物の素朴な香りはホッとするもの。しみじみ、語源に納得してしまいます。
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【香の物祭】
漬け物業の繁栄を願い、日本で唯一、漬け物の神様を祀る萱津神社(愛知県あま市)で執り行います。一般参拝者も参加できる『漬け込み神事』のあとには、万病の妙薬とされる香の物が振る舞われます。
【献血の日】
1964年の今日、輸血用血液を無償提供による献血で確保するよう、閣議決定がなされたことに由来。当時は民間血液🩸銀行による血液売買が主流でした。






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