子どものころ、ふらふらひとりで出かけていった近所のお寺で、甘茶をもらった。来た人たちが、みな、竹の柄杓で水盤の仏様に、甘茶をかけていたので、まねしてみた。ほとけさまの顔に、つるつると流れるお茶。水盤のお茶は、太陽のひかりを反射して、ゆるゆるとうごく。お香の静かなにおいと、夢のような満開の桜。

『あの甘いお茶、いっつも、もらえるんかな』
しばらくして、ふらりとまた、行ってみたら、もう水盤も竹の柄杓、どこにもなくて、その日のことがなんだかきれいな幻みたいだった。
『お花まつり』を知ったのは、ずっと後のこと。
今日は何の日
🟢お釈迦様の生まれた日、灌仏会
満開の桜の下、全国のお寺で、おはなまつり。花御堂を作り、浴仏盆のなかの仏さまに、甘茶をそそぎます。花と甘茶と、ほんのり甘い、いいにおい。

春のさかり。キリスト教園では、イースターのお祭りの頃。イースターはイエス・キリストが復活した日。春分の日以降の最初の満月の次の日曜日がイースターなので、毎年日にちが変わります。色とりどりのイースターエッグ。庭にかくして、さがしっこ。


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