中央高速道路の河口湖インターを降りるとすぐそこには遊園地がある。それは、世界遺産の富士山をさしおいて目に飛び込んでくる。そこは誰もが知っている『富士急ハイランド』である。改めてこの遊園地の特徴は言うまでもないが、一言で言わせてもらうと、とにかく絶叫系だらけの遊園地である。自分が知る中で、日本一絶叫系のアトラクションがそろった遊園地である。生まれてこのかた幸いにも行ったことはないし、生涯行くことはない遊園地であることは間違いない。もしかわいい女の子に誘われたとしても断る自信がある。(富士急さんすいません)

今日はそんな私にとことん拒否られている富士急ハイランドの話です。
あるがっしりと日焼けした男が一人、巨大観覧車に乗ろうとしている。しかし、その男は乗る前から顔面蒼白。頭にはヘルメットにカメラつき。おそらくテレビ番組の収録なんだろう。ことらは乗ろうとしている男の名前はわからないし、見たこともない。でもおそらく、彼はリアクション芸人であることは間違いないと思う。

芸人さんの前に不愛想な動きで観覧車のドアが開く。よく見ると他の観覧車と違い、下がのぞけるようにスケルトンになっている。よくぞ恐怖を煽るために作ったものだと感心してしまう。けっして自分のような高所恐怖症の人たちにはありがたくない観覧車なんだけど。
360度回るのに一体何分かかるのだろうか。ここの1秒って自分にとっては1時間ぐらいに感じる。風景など見る余裕なんてないが、富士山は相変わらず壮大にそびえたっていると勝手に思う。(乗っていないくせに。)
この地獄の回遊は、車体が一番高い位置になったときに、なぜか止まってしまった。一番高い位置でだ。こんな極限状態の中、そこにはあるはずもない携帯が鳴り出した。

会話の内容は覚えてないが、彼はは勇気を振り絞って下をのぞき絶叫した。
なんとそこには、『誕生日おめでとう』の横断幕が広げてあった。彼の仲間たちが、サプライズとして祝ってくれたものであった。実はこの芸人の誕生日は、8月18日の今日であった。

なぜかそのあたりで、自分の夢はぷつりと終わり、娘に起こされ目が覚めた。あまり気分のよくない寝起き。それでも『パパ、パパ、誕生日おめでとう』とかけよってきてくれて、気分が良くなってきた。
しかしこれも夢かと思ったので、携帯を見てみた。なんと、なんと、ほとんどメールをしない母から6時10分に着信があった。この時間のメールはあまりよくない内容がほとんど。

でもそんなことはなかった。『誕生日おめでとう!お前ももう〇〇歳なんだね。お母さんも歳をとったわけだ』という内容のメールだった。富士急ハイランドのサプライズは嫌だけど、ふだんまったく音信不通の親からのメールは『うれしいサプライズ』。
ちなみに、この観覧車の話しは、前日観た番組内容そのものでした。チョコプラの松尾さん、お疲れ様でした。怖かったですよね。そして、誕生日おめでとう。

たしか、中居くん、清原、吉川晃司も今日だったような。どんな誕生日を過ごしているのか気になる。特に清原は。
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