透明な炭酸水みたいな夜をみあげて、双眼鏡をのぞく。
さがしているのは、秋空のめあて、ペガサスの大四辺形。

十月終わりの夜はつめたく、ぐるぐるとマフラーを巻いて、あしもとはブーツ。
『あった、あたた』頭上高い、ましかくは、空を飛びまわるペガサスのからだ。
その四角の星のひとつは、アンドロメダ姫の頭。

左下には、姫をひとのみにしようとした、くじら座が、ざぶん。
秋の星空は、ギリシャ神話の絵本。海岸の岩に鎖でつながれたアンドロイメダ姫は、海獣くじらに、ひとのみにされそうになったところを、ペガススに乗って空からおりてきた勇士ペルセウスによって救われる。
ペガススのそば、物語の星座たちが順番にならんでいます。

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