『眠っている時にでも起きている時にでも、お前のように綺麗な人を見たのはその時だけだ。もちろんそれは人間じゃなかった。そしてわしはその女が恐ろしかった、ーーー大変恐ろしかった、ーーーがその女は大変白かった。・・・実際わしが見たのは夢であったかそれとも雪女であったか、分からないでいる』
雪女 小泉八雲






あらすじ
老いた木こりの茂作と奉公人である18歳の巳之吉の2人は、大吹雪の日に山から帰れなくなり、運良く見つけた小屋へ避難する。そこへ髪の長い白装束の女が現れ、茂作は息を吹きかけられて凍死してしまう。恐怖に怯える巳之吉に、なぜか女は優しく語りかける。

明治時代に訪日したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、日本の雪女伝説を発掘してまとめたのが本作。今の日本人が思い描く雪女の形は八雲が作ったのです。決して口外してはいけないと約束した雪女の目撃談。話せば命を奪われると伝えられたはずなのに、巳之吉はつい気を許して漏らしてしまいます。この会話の後に起こるクライマックスも想像しながら読んでみると・・・(怖い)
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