一度荒れた学級を元に戻すのは大変なことです。それよりも、学級を荒らさないことのほうが楽なのは明白です。元にもどすのは何倍のエネルギーが必要となるし、ほとんど努力のかいもなく戻らないほうが多いのではないでしょうか。
では、どうしたら学級を荒らさない学級経営ができるのか、攻略方法を考えてることは極めて重要です。特に4月の黄金の三日間における取りみが大切なのはいうまでもないことでしょう。技術にしては、十人十色です。しかし、原則はありますが、今回は割愛します。
ところで学級の安定と勤務時間はどう関係するでしょうか?学級経営の攻略法を考える前に、その関係について知っておいてほしいことがあります。それが、今日のテーマである『パレートの法則』です。

2割のイレギュラーが8割の仕事を生む
数多くのビジネス書に『パレートの法則』という言葉が出てきます。これは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則です。
簡単に紹介すると、『パレートの法則』とは、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論です。
80対20の法則はばらつきの法則とも呼ばれます。この法則から、学校では、2割のイレギュラーが8割の仕事を生んでいると考えておます。
まっさきにあるのが、学級の荒れです。必ずといっていいほどイレギュラーが頻発します。最初は小さかったものが、どんどん拡散していきます。まず、日常的に怪我や喧嘩が増え、いじめも勃発してきます。(大なり小なり)さらに、それはエスカレートします。もちおん男女の仲も悪くなり、ますます居心地の悪い環境になってきます。ここまでは学級の範囲です。この後が大変で保護者や管理職への報告があります。場合によっては、勤務時間以降に保護者との面談もありえます。
このような対応に追われ、じょじょに余裕を失ってさらなるイレギュラーを読んでしまいます。こうなると流れを止めるのは至難の業です。
逆に言うと、2割のイレギュラーをなくせば、仕事発生の8割を抑えることができます。
編集後記
しかし2割のイレギュラーはたくさんあります。よくあるものを挙げてみます。
1 怪我や喧嘩の対応の遅れ
2 授業に関すること(特にノート)
3 不満や泣いて帰った後の対応
4 連絡帳の見落とし
5 物がよくなくなる
6 特別支援が必要な子への対応
まだまだあると思いますが、何はともあれ、即対応すること。あと回しは厳禁。ヒヤリハットの法則ではないですが、小さな芽はすぐに処理することですね。
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