
よもやコロナ禍に見舞わられようた2020年に記録が塗り替えられようとは。公開中のアニメ映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の国内の興行収入が27日までに約324億7900万円となり、歴代1位だった『千と千尋の神隠し』の316億8000万円を抜いた。今年後半の映画界の話題を独占し社会現象にもなった『鬼滅の刃』の要因を、私なりに探ってみた。
私が本作を鑑賞に行ったのは、11月初旬。全く予備知識もなく娘に促され観に行った。ちなみに主人公の炭治郎の名前しか知らなかった。
以前のブログでも語ったが、全く予備知識がなくても、大人でも、アニメをふだん観ていない人でも充分楽しめると感じた。不覚にもアニメで泣いてしまった。

🍉鬼滅の刃の人気の理由
このように快進撃を続けている鬼滅の刃だが、なぜここまで人気が広がっているのだろうか。その理由は主に3つあると思う。
❶ 幅広い年齢層でファンを獲得🎬全年齢型コンテンツ

鬼滅の刃の累計1億部という数字は、特定の層に支持されるだけでは達成できない数字だ。
鬼滅の刃は若者から大人まで、年齢や性別を超えて支持されている。その理由としては、多くの層が共感できる家族愛や兄姉愛などがストーリーに盛り込まれているからだろう。前年型コンテンツだ。
❷ シンプルなストーリー
もちろん物語としての魅力もヒットに貢献している。それは誰もが愛し、はまりやすい設定だ。「鬼」と「鬼殺隊」の敵味方の対立がシンプルでのめり込みやすい。善と悪、まるで桃太郎の鬼退治のように。

また、鬼殺隊は複数の隊に分かれたチーム制、さらにそれぞれの隊は「柱」と呼ばれるリーダーを中心にヒエラルキーが設けられている。
このなかで友情、ライバル、先輩後輩、といった構図が生まれる。それぞれの立ち位置から多彩なキャラクター設定が可能になる。
鬼退治という分かりやすいストーリーの中で奥深い心理描写、とくに死生観を描写されている点も、子供だけではなく大人を惹き付ける理由となっている。単なる殺し合いでなく、ヒューマニズムを盛り込んでいる。だから、大人も涙するのだろう。
❸ 新型コロナウイルスも人気に追い風
鬼滅の刃の人気はコロナ禍以前からのものだが、最近もその人気ぶりは健在で、2021年も映画界を席巻するだろう。

人気が維持されている理由の2つ目としては、新型コロナウイルスの感染拡大にもある。巣ごもり消費が増え、動画サイトなどで配信されている鬼滅の刃の視聴回数が伸びた。

コロナ禍によって旅行や外出などがしにくくなった分、自宅でアニメなどを観る時間が相対的に増えているからだと考える。
いろいろ書いてきたが、正解はない。たかが映画が、されど映画。純粋に愉しんだもんがちだ。
部屋の大掃除が終わったら、もう一度観に行きたい。(終)
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