健康あっての教師人生

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番狂わせの起こし方 1129/JAN.18

お金は貯めるよりも使う方が難しい

フレンチの巨匠、三國清三がヨーロッパでの修行時代に心がけたのは、貰ったお金を貯めるより学びに使うことでした。やがて帰国した三國はお金はありませんでしたが、料理の腕を信頼する人が支援者となり、店を出すことができたというエピソードがある。

私もこの生き方に賛同できる。『人間はいくらもらえば幸せになるか』という調査によると、年収約800万までは、人はお金に対して幸せを感じ、それ以上を超えると、感じにくくなってしまうらしい。また、宝くじの高額当選者は、5年以内に7割の人が自己破産している。

 要はお金をどう使うかが大切だ。野村克也は、野球選手としてお金を稼げるようになった時、2つのことにお金を使うことを心がけていた。1つは、『自己投資』であり、もう一つは『他人にお金を使う』ことでした。

例えば当時はテレビ放映もなかったアメリカの野球を見るために自費で渡米した。そこで当時の日本野球では信じられない戦術に出会い、その後の野球人生に大いに役立ったといいます。

他人にお金を使うというのは、当時は、南海には最も稼いでいる人間がお金を払うという暗黙のルールがあり、監督はいつも率先して支払いをしていました。芸能の世界もこういった伝統が今でもありますよね。周りの選手はこうした行動を見ている。中心選手、リーダーは『ケチではダメ』というのが監督の考え方である。

 以前職場の先輩に、『お前、給料でもらったお金どうしてんだ』と聞かれ、『少し照れながら毎月貯金をしています』と答えたら叱られた。🤗

『もしお前がこの先、月収100万もらえるとしたら、今のように貯金するのか?』と言われ、先輩の意図していた意味が数年後分かった。若いうちは、自分磨きに金を使えということであった。

お金は貯めるより使う方が難しいと言われますが、こうさした野球への投資を惜しまなかったことが、監督としての成功に繋がったと思う。だって1565勝と彼の教え子で何人監督になっているかが証明している。

お金というのはいかに使おうが、

『いつかは自分の人生に跳ね返っ

てくる。』

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