『うちの会社に、もうちょっと知名度があればなあ』などと『ないものねだり』をしたことはないでしょうか。

よほど恵まれた環境で仕事をしている人を別にすれば、ほとんどの人は『足りないもの』に悩まされながら仕事をしているものです。自分もそうです。しかし、現実にはその願いが叶うことなく、結局は与えられたものの中で戦うほかありません。
野村克也氏が監督に就任したチームは、人気球団の阪神を別にすれば、お金や人材など決して恵まれたものでありませんでした。それでも、ヤクルトを3度の日本一を含む4度のリーグ優勝に導くなどの輝かしい成績を上げることがことができのは、野村の選手を育てる力に加え、与えられた戦力で闘い抜く指導力があったからである。こう話しています。

『人が足りない』『金がない』と、ないものばかり探していたら番狂わせなど起こるはずがない。『何か使えるものはないか』と相手の弱みや隙を狙えば良い』

リーダーに求められるのは、潤沢な資金を使って、人もがらりと入れ替えて勝つことではなく、与えられた戦力をやりくりしながら知恵を使って勝つことであるとも、欧州の強豪クラブの監督が豪語していた。さらに。与えられた条件の中で結果を出せるリーダーこそが本物のリーダーなのだと。
学校現場でも、まさに同じことが言えるのではないだろうか。たとえどんな学級でも、今いる子どもたちをどう成長させるか。「今年は、外れの年だったなあ。だから荒れたんだよ。子どもが悪いんだよね。」なんて話を居酒屋で愚痴るようになたら、チョークを静かに置くときなんだろうね。そうならないいためにも、与えらえれた条件で、それをどう生かすべきかをしっかりと考える。そんなところに仕事本来の楽しさがあるのか、現在模索中です。

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