風が吹くと、
生まれたての葉っぱがいっせいにゆれる。
白くひかりながらら、葉っぱと葉っぱが、こすれあって、しゃらしゃらとすべるような音。
水のような音。

ひかりが絹のドレスをひるがえすような音。
春のドレスのはしっこを、つかんでめくったら、ざぶんと、たちあがる、大津波のような夏のみどり。
つよいひかりと濃い影に、あっと息をのんで。
つぎの季節を、すこしだけ、のぞき見。
🟢青嵐
四月でも、夏のように感じる日。次の季節をのぞき見。さわやかに青葉をゆらしてふく南風は『青嵐』。桜ももう、葉桜。新緑はぐんぐん、ぐんぐん。みどりの風は、いいにおいです。
奈良の室生寺で、シャクナゲが、もう見ごろ。ふわふわと薄紅色のシャクナゲと葉桜。

長谷寺では、ひかるような牡丹。小さい時、おじいちゃんに、連れて行ってもらったな。

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