6月の晦日に、各地の神社で行われる『夏越の祓』。
これまでの半年間の穢れを清め、残る半年の無病息災を祈願する祓です。厄落としとして鳥居の下に作られる『茅の輪』くぐりが特徴的。

神職が特別な祝詞を読み上げ、茅で作った茅の輪をくぐります。8の字を書くように3度くぐり抜けることで病が祓われるのだとか。
人形に切り抜いた紙を奉納したり、お守りとして茅の輪を授ける神社もあります。
★茅の輪とは
チガヤというイネ科の多年草の葉や茎を束ねて、直径2~3mの輪をかたどった呪具。茅の力で災厄かた逃れようとするものです。各神社では、鳥居の下や境内にこの茅の輪を飾り、人々は輪をくぐって心身を祓い清めてもらいます。

季節を楽しむ
★水無月(和菓子)

夏の暑い時期に宮中で使われていた氷を、手に入らなかった庶民が、暑気払いの和菓子として模したもの。米粉や葛粉を使った三角形の『ういろう』の上に、赤い小豆を散らしたのは、赤色には魔除けの力があるとされ、無病息災の願いを込めたため。三角形を削りたての氷に見立て、夏越の祓が行われる頃に食べていた。
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