健康あっての教師人生

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にごりえ 樋口一葉  339/APR.20

あの姉さんは鬼ではないか、父さんを怠け者にした鬼ではないか、お前の衣類のなくなったも、お前の家のなくなったも皆あの鬼えがした仕事、喰ひついても飽き足らぬ悪魔にお菓子を貰って喰べても能いかと聞くだけが情けない、汚いむさい此様な菓子、家へ置くのも腹がたつ、捨てて仕舞な、捨ててお仕舞。

樋口一葉 『にごりえ』

幼少期に極貧生活を送った樋口一葉の記憶が色濃く反映されているともいわれる本作。

お初と源七に渦巻く情念が激しく絡み合う壮絶な場面です。

『衣類(べべ)』『此様(こん)な』『能(い)い』など、かな遣いが印象的で、さらに『鬼め』『喰ひついて』『悪魔』『むさい』など、なぞっていると怖くなるような単語も続きます。

登場人物に感情をぶつけるような気持ちで挑んでみては。

あらすじ

蒲団屋を営む源七は遊女のお力に熱をあげる。2人は恋仲になるも、源七の破産で別れることに。

女房のお初お内職に頼ることになる源七だが、お力への思いは断ち切れない。ある日、源七の子がお力から高価な菓子を貰ってくる。お初は激しく叱る。

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