昔から受け継がれてきたハレの日の料理おひとつに、岡山県の『備前ばら寿司』があります。私は岡山に訪れたときには必ずといっていいほど食します。
酢飯の上に錦糸玉子やシイタケ、レンコン、ママカリ、エビなどを彩りよく載せたごちそうで、家庭や地域によって具材が変わります。






この料理が誕生したきっかけは、江戸時代のお殿様が出した『食事は一汁一菜とする』というお触れだとか。せめてハレの日ぐらいはごちそうをと考えた人々が、寿司の具を酢飯の下に隠して盛りつけたのがルーツとされ、『隠し寿司』とも呼ばれているそうです。岡山の海の幸や山の幸とともに、明るくたくましい庶民の知恵もいただける郷土料理です。
今日をたのしむ
【菖蒲華さく】
東北や北海道では、アヤメが見頃。宮城県の『多賀城あやめまつり』や北海道の『あっけしあやめまつり』は
多くの人で賑わいます。


【ちらし寿司の日】
備前ばら寿司が誕生するきっかけとなった『一汁一葉のお触れ』を出したとされるビ備前岡山初代藩主・池田光政
の命日が6月27日であることにちなんで制定。お触れを出したのは6代・池田斉政とする説もあります。


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