おはようございます。今日は、子どもの文字の乱雑さについてお話します。といってもこの乱雑さは、先生の板書をノートに書いたり、書写ノートだったりと、いわば指導上の雑さではありません。宿題や提出物、テストといった指導を離れた時のものです。

テストや提出物はそもそも先生に見てもらうものです。だれかと会うときいはきれいな服を着るのと同じように、文字もきれいに書くのがマナーというものです。そのようなことがきちんと指導されている学級では、テストや提出物の文字は普段より丁寧に書かれているものです。また、そういうことをきちんと指導するのも、小学校段階は重要なことです。
【本来は・・・】
先生に見せるから丁寧に、という意識で書いている
テストや提出物の名前や記入事項を、普段の文字よりも濃くはっきり丁寧に書いています。それは、自分で読むための文字ではなく、先生に読んでもらうための文字だとわかっているからです。読む相手の立場で読みやすく見やすい文字を書くこと、教師や目上の人に提出する場合は普段よりも丁寧に書くこと、などの常識をわきまえています。
【実際は・・・】
どのような場合も同じ感覚で文字を書かなければなりません。つまり、教師に見てもらうからといって、丁寧に書こうという意識がありません。相手の人のことを考えて書くという常識が身に付いていない状態です。
おおかた宿題の文字は乱雑なことが多いのではないでしょうか。『宿題はそもそも学校の指導が離れるので、そこまで指導する必要はない』『そこは家庭にお願いするところ』『提出することに意味がある』と言った意見もたまに聞きます。しかし、そういった学級に限って、だいたいノートや連絡帳の書字は雑なものが多いのではないでしょうか。
やはり大切なのもは『他者意識』なのではないでしょうか。

【指導方法】
普段より丁寧に書く練習をする
- 主として自分の記録として書く場合と、提出して教師に読んでもらうために書く場合とでは、書き方を変えるとよいことを子どもたちに趣意説明します。相手に読んでもらう場合は、相手の人が読みやすいように、普段よりも大きく、濃く丁寧に書くということです。
- プリントを使って練習をします。普段よりもはっきりと濃く丁寧に書いて持ってこさせ、合否を判定します。不合格の場合は、必ずその理由を伝えて書き直しさせます。
- 実際にテストを行った際に、指導した通りにきちんと書けていない場合は必ず書き直しさせます。ここを緩めると雑になってしまいます。教師の目の前で乱雑な文字を丁寧に書き直させます。
【微細技術】
ここまでのことはある程度経験をおつみになった先生方ならある意味当然なことでしょう。ここからは少し上級編です。
このような指導は、偉ぶるような気がしてやりにくい、という方もいるかもしれません。しかし、すべての子どもの自立のためです。そのため、ときにはマイナス感情は甘んじて引き受けることも大切です。
ポイントは一番最初にもってくる子や、学級である程度上手な子への判定です。ここをあえて心を鬼にして
不合格にします。ようはやり直しです。
子どもは以外と誰がうまくてそうでないか教師以上に知っていたりもします。仮に学級である程度上手な子がやりなおしだと、底上げされます。しかし逆な場合だと反対の現象がおこります。
もう一つが、文字を限定にして書かせることです。

例 先生は、黒板に大きく文字を書きました。
『先生は』だけ書いたらもってきます。といったようにあえて限定するもも効果があります。
いろいろやり方はありますが、そういったものをたくさん用意しておく必要がありますね。
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