【感想】
シャロンの波瀾万丈を3つの時代に分けた、ヒューマンドラマ。

彼の取り巻く家庭環境、貧しい暮らし、校内における自分の存在とは何か。
特に唯一自分の存在を認めてくれたケヴィンを軸に、彼の人生は大きく変わっていった。
海で互いに気持ちを確かめながら、2人の鼓動は高なっていった。
波は二人の禁断の愛を邪魔しないように、静か音に気をつけてながら流れている。そして、さらに月もこのひと時の逢瀬を演出してくれていた。まさにムーンライトラバーだ。

お互いが本能の赴くままに月の明かりに身を委ねた。こんな欲望に負けそうな夜もいいだろう。たまには。
そんな二人を見ていたらサザンの心地よい歌が聞こえてきそうだ。(終)

MOON LIGHT LOVER
惚れ過ぎたくらい 愛しくてスゴイ Woo,Baby
夢儚い Love Touch
この世の果てまで
折れそうなくらい サヨナラは辛い Woo,Baby
泡沫の恋は何故 面影を残すの?
行き過ぎたくらい 愛されてスゴイ Woo,Baby
いつ果てない Love Touch
命のかぎりに
堕ちそうなくらい 君無しじゃ辛い Woo,Baby
艶やかな口づけを交わすのは月明かりの下で
ムーンライト
STORY
マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけ。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。母親ポーラ役に「007」シリーズのナオミ・ハリス、麻薬ディーラーのフアン役にテレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマハーシャラ・アリ。プロデューサーとしてアカデミー賞受賞作「それでも夜は明ける」も手がけたブラッド・ピットが製作総指揮。本作が長編2作目となるバリー・ジェンキンスがメガホンをとった。



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