健康あっての教師人生

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国語 たぬきの糸車❶1096/JAN.8

本単元では子どもたちが熱中して考える、知的な発問を四つ紹介します。🤗

主役を問う発問

発問❶ このお話の主役はだれですか?

主役を尋ねる課題は、読解力が高いことで有名なフィンランドの国語の教科書にも載っている。

子どもたちはこんな反応を示した。

  • たぬき 20人
  • おかみさん 3人

この反応は、一年生としては、ごく自然である。小さい子は、物語に動物が出てくると同化し、その視点で読む。たった三人、『おかみさん』だと主張した子がいた。しかし、20対3で討論するには、バランスが悪い。討論する際、人数に偏りが出てしまうことは、時々ある。そんな時、きょうしは、にっこり微笑んで言う。

『よし、じゃあ、先生は、【おかみさん】の味方をします。先生は少ない方を応援するよ。』時々〇〇少年に変身することもあります🤗

 子どもたちは、『えっ!』という反応をする。これまで、当然『たぬき』だと信じていたのが、揺らぎ始める子が出る。すかさず、『変えたい人はいますか?』と聞くと、つぎのようになった。

  • たぬき 16人
  • おかみさん 7人

このあと、自分の意見をノートにまとめ、討論を行う。友達の意見を聞きながら、考えを深めたり修正したりしていく。

説明1

主役を考えるときには、次の三つがヒントになります。『台詞』『動作』『気持ち』です。これらがらたくさん書かれているのが主役です。

討論の結果、子どもたちの意見は、次のようになった。

  • たぬき 12人
  • おかみさん 11人

たぬきの活躍や可愛らしさを中心に読み取った子は、たぬきが主役と考え、おかみさんの気持ちの変化、または人間と動物との心の交流を中心に読みとった子は、おかみさんが主役だと考える。


登場人物を検討する場合も同じです。しっかりと定義づけしてやり、討論する場合は、バランスを考え、ゆさぶりをかけることがひつようです。(終)

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