おかみさんの心情の変化を問う発問
発問2
おかみさんの気持ちが変わったのは、どこですか?
最初は、可能性があるところに、いくつかに線を引かせた。子どもたちから出た意見は、次の四つである。

🅰️ おかみさんは、おもわずふき出しそうになりました。(3人)
🅱️ いたずらもんだが、かわいいない。(16人)
C かわいそうに。わなになんかかかるんじゃないよ。たぬき汁にされてしまう。(5人)
D おかみさんは、そういって、たぬきを逃がしてやりました。(4人)
🅰️は、『ふきだす』、🅱️は、『かわいい』、Cは、『かわいそうに』、Dは、『にがしてやる』という言葉にこだわり、根拠として主張した。
討論の結果、人数は🅱️の人数が特に増えた。『かわいいな』という台詞に注目し、おかみさんの気持ちの変化を捉えた。
しかし、少数の子しか反応しなかった『ふき出す』という行為の意味も、少し考えさせたいと思った。そこで、🅰️の可能性があることを話し、例として次の文を板書した。
気持ちの変化
板書
先生は、みんながげん気で、にこにこしていました。ある子が、『先生、しゅくだい忘れました。』といいました。
🅰️先生のかおは、みるみる赤くなりまさした。
🅱️『どうして、わすれたんですか!』
C 先生はおこりました。
先生の気持ちが変わったのはどこか。子どもたちと苦笑いをしながら、🅰️であることを確認した。
人の気持ちは、台詞だけではなく、動作にも現れること。この先、さまざまな物語教材を学習し、読み取っていく上で、活用できる。

参考文献 『国語』の授業の新法則 向山洋一著 学芸みらい社
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