
1 失敗率の高い地図のまとめ
三年社会は、町探検からスタートする。まずは学校の周りから探検し、それを白地図に書き込むことが多いだろう。しかし、なかなか上手にまとめることができない。特に、クラスで学力の低位の子はや、空間認識が弱い子は、グチャグチャな地図になる傾向がある。まったく違う場所に、探検して見た建物を書くこともある。
三年生にとって、はじめての社会が、そのようなスタートでは、教師として子どもに申し訳ない。そこで、どんな子でもある程度美しくあとめるための微細技術を紹介する。

2 探検前の微細技術
探検の際、持たせる白地図。見つけたものをどんどん書き込んでいく。しかし、子どもたちは、今どこを歩いているのか分からなくなってくる。そうすると、当然、学級で新たな白地図に描かせるときも、間違った場所に建物が描かれることになる。そこで、探検用の白地図に、三つのことをしている。
1つは、出発点である学校を赤でぬる。
2つは、道順を赤で線を引く。
3つは、白地図の道の途中に、①②③④⑤とポイントを書いておく。
特に、3つめが効果がある。こうしておくと、探検の際、子どもたちに聞ける。「今から、どこに進むの?」「先生②です」「今は、白地図のどこですか?」「①です」となる。
さらに、教師が画用紙に大きく番号を書いて、見せることもあります。これはこれで子どもたちも分かりやすかった。
3 教師がが一生に黒板に書く
探検後、教室に戻る。びっしり書かれた白地図をもとに、もう一度何も書かれていない白地図にまとめていく。ここで、教師はどんどん黒板に書いていく。「ここにはスーパーがあったね」「ここは・・・」「交番があったよ」「そうそう交番があったね」という具合に書き込んでいく。子どもたちには、「参考にしてもいいですよ」と指示をしておく。「写してもいいですよ」ではない。子どものプライドを考える。それゆえ、「参考にしてもいいですよ」なのである。

4 繰り返し探検に行き、まとめる
一回の探検で終わりではない。(東西南北)それでは、子どもは白地図にまとめる体験が一回しかできない。学校の東コース、西コース、北コースなどのように、数回まとめる体験をさせる。繰り返し練習させることで、少しずつ上達していく。

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