
学級の中に、こんな子はいませんか。
担任の前ではよく動く。
指示も通る。
進んで良い行動をする。
「いい子だな」と思える存在です。
でも——
見ていないところでは、
・仲間外しをする
・わざとぶつかる
・専科の時間になると荒れる
そしてその子の一言で、
周りがつられて笑ったり、空気が崩れたりする。
さらによく見ると、
👉 周りの子が“怖くて合わせている”
そんな状態です。
これは、担任として非常に悩ましいケースです。

■ まず押さえたいこと
この子は、
👉 二面性のある子
ではありません。
👉 場面によって行動を“使い分けている子”です。
ここを間違えると、指導はズレます。
⸻
■ なぜ「担任の前では良い子」なのか
理由はシンプルです。
👉 評価される場面だから
担任の前では、
・褒められる
・認められる
・自分の立場が上がる
ということを分かっています。
つまり、
👉「どうすれば評価されるか」を理解している子
です。

■ なぜ「裏で崩れる」のか
ここが重要です。
この子は、
👉 力を使う場所を変えている
だけです。
担任の前では
👉 良い行動で力を使う
見えないところでは
👉 支配的な行動で力を使う
⸻
■ 支配が生まれる仕組み
例えば、
・仲間外しをする
・軽くぶつかる
・不適切な発言をする
すると周りは、
👉 反応する
👉 笑う
👉 空気がその子中心になる
ここで子どもは感じます。
👉「自分は空気を動かせる」
これが積み重なると、
👉 “影響力=支配力”に変わっていきます

■ なぜ周りは笑うのか
「なんで止めないの?」と思うかもしれません。
でも実際は違います。
👉 笑っているのではなく
👉 笑わされている
のです。
背景には、
・逆らうと標的になる
・関係が崩れる
・自分が次のターゲットになる不安
があります。
つまり、
👉 クラスの中に“見えない怖さ”がある状態
です。
⸻
■ 専科で崩れる理由
専科の時間になると崩れるのも、同じ構造です。
・担任がいない
・関係が薄い
・ルールが曖昧になる
すると、
👉 力を“別の形”で使い始める
のです。

■ 私の失敗
正直に言います。
私も以前、
「なんで見てないところでそんなことするんだ!」
と強く叱りました。
結果はどうなったか。
👉 見えないところでの行動が強くなりました。
なぜか。
👉 力を出す場所を“さらに見えないところ”に変えただけ
だったからです。



■ 今日のワンアクション
👉「この子はクラスにどんな影響を与えているか」を書き出してみる

コメントを残す